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2011-01-02 16:35 | カテゴリ:少年陰陽師
あ、9000hit回ってるΣ

ありがとうございます!

さて、お礼・・・・まだ書いてないんですがww

とりあえず少年陰陽師のSSアップしますね(^^)

えーと・・・・一応紅蓮×勾陳ですww
ちょっとわかりづらいけど(^^;)

でわでわ、少年陰陽師の世界へTIME TRAVEL!!


いつからだろうか

気になりだしたのは




「勾陳」
名前を呼ばれて後ろを振り返ると、すぐそばに太陰が浮いていた。
「どうした」
屋根の上で流れていく雲をじっと見ているのもいい加減飽きてきたころに顕現してきた。
晴明に呼ばれたんじゃないのか?
そんな疑問を込めて見つめると太陰は視線を外して答えた。
「ちょっと勾陳に聞きたいことがあって」
「聞きたいこと?」
「うん、その・・・勾陳は恐く・・・ないのかなって」
太陰が見ていた先は昌浩の部屋だった。
あぁ・・・・そんな事か。
「そうだな・・・・太陰や玄武ほどの恐れは感じないよ」
「やっぱり・・・それは同じ凶将だから?あ、だからって勾陳や青龍が怖いってわけじゃ・・・青龍はやっぱり怖いけど、だから・・・」
次第に声が小さくなっていく同胞。
「わかってる。あれは誰もが畏れる存在だ。仕方がないさ」
そう、奴の神気は強過ぎる。強大な力は生き物にとっては恐怖でしかない。
どうしても本能が畏れてしまうのだ。その力を・・・。

だから長い間アレは一人でいた。
唯一の同胞である私たちの前にも姿をほとんど見せず、ずっとあの異界に独りでいた。
いつからなんだろうか、私がアレに興味を持ったのは・・・。

「そうだな・・・恐くはないよ。いくら私でもアレを本能で畏れないわけじゃないが、怖くはないな」
「やっぱり・・・そうなんだ。・・・ねぇ?どうすれば平気になれるかな・・・騰蛇のこと」
「・・・・」
「最近、少しだけ怖くなくなったの。まだまだ全然、すごく怖いけど・・・騰蛇・・・笑うようになったじゃない?だから・・・」
「そうだな。晴明に出会い、昌浩と出会った。アレは昔に比べて随分と柔らかくなった。太陰、焦らなくてもいい。ゆっくりと慣れていけばいいんだ、騰蛇が14年かけて笑うようになったんだ。太陰も時間をかけていけばいい」
「14年・・・・」
「そう、14年。晴明と出会ってからも表情は少し和らいだが、アレが今のように笑い出したのは昌浩と出会ってからだ」
「うん・・・・そっか。そうよね。私たちにはまだまだ時間があるんだもの。いつかきっと・・・騰蛇と向き合ってみせるわ!」
握り拳を振り上げて決意する様はどこか幼い子供の用に見えてしまう。
いや、見た目は10歳くらいなのだが。

「ありがとう勾陳。私頑張るから」
嬉しそうに笑いながら飛び去っていく太陰を見送る。そのまま視線を昌浩の部屋へ・・・・昌浩の部屋の前の簀子で昼寝をしている白い物の怪へと移す。
負けず嫌いな太陰のことだ。本能とはいえ、やはり同じ同胞相手にビビってしまっているのが嫌なのだろう。いつか・・・きっとアレと向き合える日が来るだろう。
「よかったな。もう、お前は独りじゃない。晴明や昌浩、そして私たち同胞がいる。もう・・・ひとりじゃないんだ、騰蛇」


長い間ずっとひとりだった騰蛇。
それは、最強で最凶の力を持って生まれたがゆえに。
騰蛇に次ぐ力を持っている私でさえ到底及ぶことのできない力。
お前がいたから私は皆に受け入れられた。

同じ凶将の青龍も六合も私より大分劣る。それでも、私より更に強い力を持つお前がいたから・・・・・・・。

だから私はお前に興味を持ったのだ。
お前のおかげで私は孤独を知らずに済んだ。
だが、その所為でお前は孤独だった。

騰蛇
いつか、私はお前の隣に立ちたい
背中を預ける関係ではなく、隣に
その時まで、お前の隣は開けておけ
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秘密

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