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2011-02-14 14:11 | カテゴリ:このせつSS
バレンタインSS二つ目はこのせつです!!

実はまだけいおんは書きあがっていない・・・

ちゅーこってこのせつ行ってみよう!!!!ww


このせつWORLDへGO!!!!








「お嬢様、次のお休みなのですが、一日私に付き合っていただいても良いですか?」
せっちゃんからの珍しいデートのお誘い。
当然断る理由なんかなくて
「うん、どこに行くん?」
なんて返事で返してしまった。言葉を忘れてしまったみたいにそっけなく。
でも、思わずせっちゃんの手を握りしめてしまった。それくらいうれしくて。
ウチの返事と行動のギャップにせっちゃんは苦笑しながら
「お散歩しましょう。いろんな場所を」


約束の日曜日は2月13日。つまりバレンタイン・イブ。
この日に一緒に遊ぶ意味があるのかわからない。だってチョコなら明日だって学校でも放課後の自室でもどこでだって渡せるのだから。
だけどせっちゃんと遊ぶのに理由なんていらない。
一緒に居たいって気持ちがあれば十分だろう。
朝早くから今日の為にお弁当を作って、それから朝ごはんも用意。
アスナが配達から帰ってくる時間に合わせてせっちゃんが部屋を訪れる。
朝食はアスナとネギ君のをキッチンに用意して自分たちの分はお弁当と一緒に鞄へ。
そしてせっちゃんと共に出かける。

外に出るとまだ朝靄が出ていて空気が冷たかった。
「さすがにまだ寒いなぁ」
白い息を口の先に乗せながら空を仰ぐ。
濃い藍色の空がうっすら青色に変わり始めている。
「きれいやなぁ・・・・」
ぼんやり空を眺めていると不意に隣で何かが光った。
驚いて振り返るとデジカメを手にしたせっちゃんが笑っていた。
「お嬢様もお綺麗ですよ」
ふんわりと笑ったせっちゃんの方が何倍も綺麗やろ。そう思ったけど心の中だけでつぶやいた。
だってすぐに照れてしまう彼女の顔が、今赤色に染まってしまうのは少しもったいないから。

その日はずっと写真を撮りながら過ごした。
持ってきた朝食を食べるときはもちろん、世界樹広場で集まった鳥たちに餌をやり、街路樹の下にたまっている落ち葉を踏みしめながら歩く時もずっと。
お互いを撮りながら、風景を撮りながら、そして人に頼んで一緒に写ったり。
いろんな一瞬をカメラに収めていった。


「今日はありがとな。とっても楽しかった」
「わたしもです。とても素敵な一日を過ごせました。ありがとうございます」
「写真、現像したらうちにもわけてな?」
「もちろんです。たのしみにしていてください。それじゃぁ、今日はこれで」
「うん。また明日」
「おやすみなさい」
「おやすみ、せっちゃん」
別れの挨拶が済むとせっちゃんは自分の部屋へと帰って行った。
明日が何の日かたぶんせっちゃんは覚えてないだろう。
きっとチョコなど用意していないはずだ。
それでも、ウチはせっちゃんにチョコを渡したい。
貰えなくても。
「よし!愛情いっぱいのチョコを作って明日は喜んでもらうんや!」


翌日の夕方、木乃香の机には新しいフォトスタンドが1つとチョコレート色のアルバムが一冊乗っていた。




お嬢様。今年のバレンタインはチョコではなく、想い出を用意しました。
ブラジルでは写真立てにお互いの写真を入れて交換するという話を聞いて考えたんです。
私たちが離れてからの写真。
麻帆良に来て再会してからの写真。
そして、今こうして貴女の隣に居るようになってからの写真をこのアルバムにいれてきました。
お嬢様は今まで、再会してからずっとチョコを贈って下さりましたよね。
その想いをどうやって返せばいいのか、ずっと考えていたんです。
これが答えです。

これからこのアルバムに一緒の写真を増やしていってくれませんか?
この先もずっと一緒に想い出を作っていってください。

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