-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2011-03-18 14:56 | カテゴリ:このせつSS
このかHappybirthday!!

ちゅーこってこのちゃんおめでとう!!


日本が大変な時だからこそ!!

このせつで萌えてもらえたらなぁっと←
まぁ、私なんかので萌えれるかわかりませんが少しでも気分が明るくなればと思います。

あと、サイトの方なんですが、FC2のカウンターが信用ならんので変えましたww
たぶん性格に機能してるはず←
ま、様子見ながらってことでww


でわでわ、このせつWORLDへGO!!






桜が花開くこの時期に
あなたとの誓いの花を咲かせたい。


「けど、せっちゃんずるいと思うんよ」
「も、申し訳ございません。ですが・・・」
「言い訳は聞きたない!でも、今回は一緒に帰ってくれたから許す。いこ、せっちゃん」
「あ・・・は、はいっ!」
さっきまでふくれっ面だったのに今度は元気いっぱいの笑顔を私に向けてくれるお嬢様。
本当に表情がコロコロと変わって忙しい方だ。おかげで目が離せなくなってしまう。
思わずじっと見つめてしまった。
「ん?どないしたん?ウチの顔になんかついとる?」
お嬢様が怪訝な顔をして頬に手をやる。
その表情がおかしくてついからかいたくなってしまった。
「はい、その・・・」
「えっ!?ホンマになんかついとった??どこ?」
「こちらに目と鼻と口がついてます」
「えぇ!ってせっちゃん!!」
「あはははは。すみません、ついお嬢様が可愛らしかったので」
「もう!せっちゃんのあほ!」

今日は木乃香お嬢様の16歳の誕生日。
私たちは京都に来ていた。
学園の方も他の学校に比べると少し早い春休みに入っていた。
春休みを利用しての帰省。今日は特別な日。
私たちはお屋敷へと向かった。



「ただいまー」
「ただ今戻りました。」
『おかえりなさいませ、このかお嬢様、刹那さん』
たくさんの巫女さんが門のところに並んで出迎えてくれた。
「遠いところお疲れ様。二人ともおかえりなさい」
玄関の前には総本山の長であり、お嬢様の父上である詠春さまが優しげな面持でこちらを見つめていた。
長・・・・。
「お父様!」
「はっはっは、木乃香もまた大きくなりましたね」
「えへへ」
詠春様はお嬢様との再会の喜びを交わした後、私の方に向き直ったかと思うといきなり抱きしめられていた。
「え、詠春さま??」
「刹那君も大きくなりましたね」
そっと撫でられた頭が気持ちよかった。
二か月前にお会いした時にも感じた温かさが胸いっぱいに広がった。
「ありがとう・・・・ございます」



夜には神明流の幹部たちも集まっての宴会となった。
もちろんお嬢様の誕生日を祝うためだったのだが・・・
宴の席が進むにつれただの騒がしい酔っぱらいの集まりになってしまっている。
ま、仕方ないのだろう。祝いの席には酒はつきもの。そしてここには酒豪がそろっているのだ。こうならないわけがない。
酔っぱらいに絡まれる前にさっさと席を立つのが一番だ。
お嬢様はすでに退席されている。
先ほど巫女さんに促されてお風呂へと行かれたはずだ。
私はその時神明流の師範や先輩方につかまっていてご一緒できなかった。
もう、お部屋へ戻られている頃だろうか・・・

ここ数年はお嬢様の希望と長の計らいによって私もお嬢様も同じ部屋で過ごしている。
案内された部屋へ戻る途中の廊下にお嬢様を見つけた。
早咲きの桜が舞う中じっと夜空を見つめる姿が美しかった。
かすかな月明かりと控えめな庭の証明に照らされた姿は幻想的で今にも羽衣をまとい、天へと帰ってしまうのではないか、そう思わせるような雰囲気がその場には漂っていた。
「せっちゃん?」
「あ、えっと・・・」
「ふふっ。せっちゃん真っ赤。お酒でも飲まされたん?」
「いえ、そのようなことは・・・・。何をされていたんですか?
「うん」
再び空へと視線を戻しながらゆっくりとお嬢さまが話し始めた。
「もうすぐ二年になるんやね。あの修学旅行から」
「そうですね・・・早いですね」
あの時、初めてお嬢様をこの腕に抱えて飛んだんだったな・・・・
「なぁ、せっちゃん。この間、なんで一人で京都に帰ってきたん?父様と何話したん?」
「それは・・・」
「ウチな、さっき父様に聞いたんよ。そしたら、せっちゃんが話してくれるまで待ちなさいって。なぁ、ウチにも話してくれる?」
「この・・・・ちゃん・・・」
そっと近づいて頬を伝う雫をそっと拭った。
「ごめんな、不安にさせてもうて」
抱きしめて、ギュッと力を入れて抱きしめてもこのちゃんの体からはわずかな震えが伝わってくる。
「このちゃん・・・」
そっと体を離して顔を覗き込む。
「散歩に行かん?あの時みたいに空の散歩に」
「・・・・ん」
涙を拭いて、笑って見せてくれた。
上着を羽織ったこのちゃんをそっと抱きかかえる。
ゆっくりと翼を広げて星が瞬く空へと向かう。
まだまだ冷たい空気だが、今日は少し暖かい。
短い時間なら大丈夫だろう。帰ってもう一度お風呂で温まろう。今度は二人で。


綺麗な月の下まで来たところで一度停止した。
そろそろ伝えなければ。一月の・・・私の誕生日に一人で京都へ戻ったわけを。

「このちゃん」
「なに?せっちゃん」
じっと見つめてくるその瞳に月が写り込んでいて、きらきらと輝いていた。
綺麗だな。そう思った次の瞬間には口を開いていた。
「結婚してください」
「へっ?・・・・えっと・・・」
「あ・・・あれ・・?えっと・・・・その・・まってくだ「ええよ」sってえ!?」
「ええよ。うん、結婚しよっか!」
考えていたセリフとか全部どこかに消えてしまった。
もっとちゃんと気持ちを伝えようと思っていたのに、この間一人で長や師匠に許しを貰いに来たこととか伝えたいことがいっぱいあったのに・・・・
でも、その笑顔と返事が聞けたから・・・もういいや。
「せっちゃん、ウチをお嫁さんにしてください」
「よろこんで」

夜空に浮かぶ二人の影はそっと重なった。

スポンサーサイト
秘密

トラックバックURL
→http://81315.blog112.fc2.com/tb.php/281-f667065d
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。