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2012-07-09 15:01 | カテゴリ:このせつSS
先ほどの記事で言ったSSを流しまーす。

んで、久しぶりに書いたら・・・・・このせつ関係なくなったwww
ごめんなさいね?

刹那だよ・・・・いや、師匠だよ・・・・。
師匠目線です。
木乃香に出会う前ってことでお願いします。


最近さ、いじめ問題が多いね。
自殺か・・・・ワタシモカンガエテタジキアルヨ

いま、こうして元気に生きてるよ。


どんなに辛くても、死ななくてよかったって心から思えてるよ。



ではでは、このせつWORLDへGO!!!! 






「刹那?・・・まったく、あの子はまたどこへ行ったのやら。怪我が治ったばかりだというのに。・・・烏族の禁忌か・・・・。まったく因果なものだな」
スッと風に乗った白いものが眼の前を過った。
小さな雪の結晶は廊下の冷たい板に吸い込まれるようにして消えた。
「雪・・・か。早く見つけてやらないとな」
目を閉じて意識を研ぎ澄ませてみる。・・・・・家の中、道場・・・庭先・・・。
沢の方に小さな気配が一つ。
「外に出たのか・・・しょうのない子だな。まったく」
急いで小さなコートを取りに行く。
最近買ったばかりの青いコート。まだ一度も袖を通そうとしないため綺麗なものだ。

神明流の道場を出て少し行った先に小さな沢がある。
そこに向かうと小さな子供が蹲っていた。
「せつ・・・・刹那!何をしている!?」
びくっ、と身体が跳ねたかと思うと直ぐにこちらを振り返った。その顔には恐怖の色が色濃く出ていた。
必死に歯を食いしばり、私から一瞬たりとも目をそらそうとしない。手には血だらけの・・・白い羽が握られていた。
良く見れば周りに何枚もの羽が散っていた。
自然にではなく、故意にむしり取ったものだ。
「刹那・・・・お前がやったのか?」
静かに問うたつもりだった。それなのに刹那の顔はどんどん色を失っていく。
「あ・・・・ぁ、・・・ご、ごめ・なさぃ・・・」
必死に言葉を紡ごうとしているのだろう。だがうまく言葉が出ないようで・・・。
むき出しの背中には小さな白い羽が生えている。むしり取られボロボロの状態で小刻みに震えているのは寒さの所為なのか、恐怖の所為なのか・・・・。

あぁ・・・この子は、ずっとこうして周りの目を盗んでは自分で毟っていたのだな。
烏族であるはずなのに、周りと違う見た目と白い羽。
烏族にも禁忌の子と忌み嫌われ、人里でも妖と畏れられ、山奥でひっそりと母親と暮らしていたという。
烏族の証であるはずの羽が白い所為でとこの少女を苦しめているのだろう。
この羽さえ黒ければ・・・。無かったら・・・。何度考え、何度毟ってきたんだろうか・・・・。
こんな小さな、まだ五歳にも満たないうちから
その小さな手を自分の血で濡らしてしまうなんて・・・・。

気が付けば小さな女の子は私の腕の中に居た。
「もう、大丈夫だ。そんなことをしなくていい。いいんだ、刹那」
「ぁ・・・で、・・ぅち・・・」
「いいから、帰ろう。ここは寒い。一緒に家に帰ろう。な?嫌か?」
必死に何かを言おうとしていたのに、今度は必死になって顔を横に振っている。
「そうか、ならこれを着て、帰ろうな。私たちの家に。それからこの背中の傷の手当だな。ちょっと痛いかもしれないが・・・。その後に美味しいご飯が待っているから、頑張れるな?」
「うん、がんばる」
小さな手が私の胴着を握りしめている。この子が握るべきなのは血まみれの羽じゃない。私たち大人の手であるべきなんだ。


「うん、なかなか似合ってるじゃないか」
青いコートに包まれて少しだけ体温を取り戻したのだろう。頬を赤く染めながら笑う小さな少女の手を握り、道場までのわずかな道のりを歩く。

強くなろう、刹那。私たちと一緒に。どんなことにも負けずにまっすぐに立ち向かえるように。
これ以上苦しまなくていいように。
お前の羽が白いのはな、種族を超えてでもお前の両親が愛し合った証なんだ。
その白を誇っていいんだ。
一緒に、その白い羽を守っていこう。
そして、私たちがお前の笑顔を守るからな。

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