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2013-08-03 13:05 | カテゴリ:このせつSS
なんか無性に書きたくなって書いてみました。

このせつカテゴリーに放り込んでますが、木乃香はほとんど出てない。というか、ちゃんとセリフないです。

せっちゃんのお話しですw

それでも良ければ追記を観てくださいな♪

午前中にも三作品上げています。

こちらの作品は支部には上げません。今のところは


でわでわ、このせつWORLDへGO!






春には勝てなかった・・・・。今は夏。今年こそ勝てるだろうか・・・・・。

思えば、初めて対峙した時から勝てたことは一度もなかったな・・・・。

「そういえば刹那さんって勝てない相手とかいるの?」

そんなアスナさんの一言から思い出してしまった。

「勝てない相手ですか?それは勿論、師匠や師範代、詠春様にもまだまだ勝てないですし、最近はネギ先生相手でも苦労しますね。私はまだまだ修行中。勝てない相手はたくさんいますよ」

そっと緑茶を口に含むとさわやかな風味が口いっぱいに広がった。

ここは京都のお嬢様のご実家。

明日菜さんへとあてがわれた部屋の前に広がる廊下でのんびりとお茶を飲んでいる時だった。

お嬢様は詠春さまの元へ行かれているため今は明日菜さんと二人だけだった。

「あぁ、そうゆうことじゃなくってさ。うーん、こう、・・ほら、あれよあれ!」

どうやら上手い言葉が見つからないようだ。

「アレと言われても・・・・。人外の者相手ということですか?それでもまだまだ苦戦を強いられたりしますけど?」

「だーかーらー!ほら、苦手なもの?好き嫌いとかそっちのこと」

「苦手なものですか?そうですねぇ・・・・特には。好き嫌いもないですし、というか、克服できたし。今は無いですね。明日菜さんはあるんですか?」

バタバタと手を振り回しては百面相を繰り返しながら説明をする明日菜さんを見つめつつ、ふと疑問に感じたことを口にすればピタリと動きを止めた。

「え?私は無いわねぇ。しいてあげるとすればエヴァちゃんとの修行だけど」

「それはなにか違う気もしますが・・・でも、そうですね。最近のエヴァンジェリンさんとの修行は・・・・・生きているのが不思議なくらいですもんね・・・」

思わず遠いところを観てしまうくらいには最近の修行は過酷だったりする。

ネギま部(仮)を新設した時に明日菜さんが課されたあの試練がまだ優しかったなんて思ってしまう程度には・・・・うん。思い出すのをやめておこう。

「そっかぁ・・・やっぱり無いわよねぇ」

ゴロンっと廊下に身を投げ出した明日菜さんを横目に思い出した相手。

そう言えばまだ一度も勝てたためしがないな・・・。

そっと湯呑をお盆に戻し立ち上がる。

「木乃香のとこ?」

「いえ、少し部屋の方へ。お嬢さまはそろそろ庭の方へ行かれると思いますよ」

「んー。りょうかーい」

深く追求することもなく、そのままお盆片手に反対方向へと向かう親友の背中に心の中でお礼を言う。

別に何があるというわけじゃないのだけれど。なんとなく明日菜さんには内緒にしていたくて。

そっと幼き頃から使っている部屋へと足を踏み入れる。

あぁ、やっぱり。

そこはお嬢様の部屋の隣。ふすま一枚を隔てただけの部屋の中には一組の布団が畳まれて置かれていた。

帰省の連絡を受けて巫女さん達が出してくれていたのだろう。

充分に太陽の光を浴びてふっくらと膨らんだ敷布団とタオルケット。

多分夜は反対側の部屋をあてがわれた明日菜さんとも共お嬢様の部屋で寝る事にはなるのだろうが・・・・形だけでもと置かれた布団にそっと手を伸ばす。

今年こそは勝てるだろうか?

あぁ・・・でも、既に負けそうだなと心のどこかで声が聞こえた。



・・・・・刹那・・・・この魔物が最初の相手だ。

この魔物に勝てたらもうどんな相手が目の前に立ちふさがろうと気持ちが負けることは無いだろう。

充分に修行を積んでいてもこの魔物に勝つことは出来ん。

この魔物は心弱い者には倒すことが出来ない。

心を強くする精神の修行だ。

先ずは心を鍛えることが大事だぞ?いいな。

はいっ、おししょーさま!

ふっ いい子だ。さぁ、行って来い。

はいっ!





・・・・・・ちゃ・・・ん・・・・

せっ・・・・なさん・・・・・

刹那さーん?

せっちゃん、起きてー。

優しく肩を揺さぶられて眼を開ける。

そこには優しく微笑む大切な人が二人。

その後ろには師匠が呆れた顔で立っていた。

「まったく、まだまだ修行が足りないな刹那。布団の魔物に勝てるのはいつになるのやら・・・・」

「うっ・・・・すいません」

慌てて姿勢を正して師匠の前で頭を下げるとそっと頭に触れる優しい感触。

「少し背が伸びたな。お帰り、刹那」

「あ、ただいま帰りました・・・師匠」

頬が緩むのを止められず、赤くなっているであろう顔を持ち上げて、あぁ、やっぱり敵わないなぁ・・・この瞬間には・・・・。





あとがき

干したての布団には勝てないと見せかけた、師匠にお帰りと言ってもらう瞬間でしたw

師匠に撫でてもらうと、ひだまりのようにあったかいってことですね。

まだまだポーカーフェイスが出来ないから勝てないってことです。


頑張れせっちゃんwwwでも、師匠も笑顔だからお互い様では?と管理人は思っていますw
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