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2014-01-09 09:01 | カテゴリ:なのは
はやヴィヴィが足りない。

誰か下さい。お願いします



ってことで、おはようございます。こんにちわ。

朝からはやヴィヴィ求めて書いてました(バカです)


機動六課時代のお話しでーす。

はやて視点ですよ。


気になる方は追記からどぞーζ*'ヮ')ζ






「ぶたいちょー、めっ!」

「えー?これもあかんの?」

明日会議で使う資料のチェックだけでもしようかと思えば、隣で積み木で遊んでいたヴィヴィオに叱られてしまう。

「ちょっと読むだけなんやけど、それもあかんかぁ?」

「めっ!」

どことなくなのはちゃんを思い出させるような雰囲気のヴィヴィオが腰に手を当てて私に人差し指を突き付けてきた。

うーん。なのはちゃんみたいやな。

「どうかされましたか?」

「あっ、アイナさん!ぶたいちょーがおしごとするの!」

「あらあら」

「うっ、ヴィヴィオに告げ口されてしもうた。いや、お仕事って言うか、明日の会議資料を読もうかと思っただけなんよ」

洗濯物を抱えたアイナさんが少し可笑しそうに微笑んだ。

「駄目ですよ、八神部隊長。今日は部隊長としてのお仕事は絶対しないって二時間ほど前にヴィヴィオちゃんと約束してたじゃないですか」

あぁ、そっか。まだ二時間しか経ってへんのか。

「そうでした。確かにここへなのはちゃんとフェイトちゃん、リインに強制的につれてこられた時に約束しました」

そうして今朝のやり取りを思い出してしまった。



「はやてちゃんには今日特別なお仕事があるです」

「は?なんや?急に入った仕事かなんかか?聞いてないんやけど」

端末を操作して予定表を見てみるも特別に何か予定が増えた様子は無い。

しいて言えば、今日は珍しく会議もなく、溜まった書類仕事や、視察に行くくらいか。

「違うですよ。とりあえずはやてちゃんは今日は隊服でなく、普段着に着替えて下さいね」

「いや、流石に普段着で視察とか行くわけには」

「失礼しまーす。はやてちゃんおはよう」

「おはよう、はやて、リイン」

急に部屋のドアが開いたかと思えばなのはちゃんとフェイトちゃんが入ってきた。

合い鍵を渡してあるので入ってくるのは構わないが、何か約束などをしていただろうか。

「おはようさん。お揃いでどないしたん?」

「あれ?はやてちゃんまだパジャマ?」

「いや、リインに私服に着替えろとか言われて。でも、そんな恰好で仕事するわけにもいかんやろ?」

なのはちゃんが不思議そうに首をかしげる横でフェイトちゃんが何やらリインと話していた。

「あぁ、そっか。大丈夫だよはやてちゃん。はやてちゃんは今日は一日オフシフトだから」

「は?」

なんでもない事のように告げられたその一言を理解するのにかなり時間が掛かったような気がする。

「あぁ、でも、はやてはオフシフトってことになっているけど、特別任務があるから、完全なオフじゃないんだ。これから私達と現場に向かう為に迎えに来たんだよ」

怪しい。

特別捜査官としての直感がそう告げていた。

「いや、私聞いてへんのやけど」

三人の纏う空気がなにかいつもと違う気がする。

注意深く観察してみるが何が違うのかはよく解らない。

この三人は間違いなく本物なのだろうが、何かを隠している気がする。

「うーん、とりあえずそのままでも問題ないんじゃないかな?後で着替えを持っていけばいいんだし。」

「そうだね。時間もないし、とりあえず行こうか」

にこっと笑ったかと思えば二人に両脇から拘束される。

「へっ!?ちょっと」

拘束と言っても腕をがっしりと捕まれただけなのだが。

「今日のはやてちゃんのお仕事は、一日ヴィヴィオとのんびりすることですよ。他の事はリインに任せて、いい加減ゆっくり休んでくださいね」

目の前に浮かんだリインがにっこりとほほ笑んだ。


「ぶたいちょーがちゃんとおやすみするのを、かんとくするのがヴィヴィオのおしごとなのー」

目の前で少しむくれた顔でそう宣言するヴィヴィオに思わず苦笑いしてしまう。

「そうでした。ヴィヴィオの初任務、ちゃんと成功させなあかんね」

なのはちゃん等の部屋に来たときに、ヴィヴィオはそれはそれは張り切っていた。

なのはちゃんとフェイトちゃんに任された初めての任務としてしっかりと私の見張りをする気で居たのだから。

「それじゃぁ、ヴィヴィオちゃん、このタオル畳むの手伝ってね」

「はーい、アイナさん」

「あ、ほな私も」

「むぅ、ぶたいちょーはだめ!」

「ヴィヴィオ、これはお仕事やなくてお手伝いや。だから問題ないんよ。ね?アイナさん」

さっそく怒るヴィヴィオを尻目にアイナさんに向き直れば、面白そうに笑っていた。

「そうですね、何もしないのも退屈でしょうし。このくらいの事ならいいんじゃないですか」

「やった。ほな、私もヴィヴィオと一緒にお手伝いや」

「むぅ……ぶたいちょーもおてつだい?」

「うん、おてつだい。あとな、ヴィヴィオ。はやてちゃんって呼んでくれるか?部隊長って呼ばれるとお仕事したくなってまうから」

「はやてちゃん?」

「そう、はやてちゃんや。お仕事おやすみの時はそう呼んでくれると嬉しいな」

「うん、はやてちゃん」

その後アイナさんの手伝いをしたり、ヴィヴィオの文字の勉強などにしばらく付き合った。

お昼の時間になってヴィヴィオと食堂に向かえばみんなが待っていてくれて。

ちゃんと仕事をしていないかをヴィヴィオに確認されてしまう。

そして会議の書類を一度チェックしようとしたことをバラされてしまい、リインに小言を貰ってしまった。

「ちゃんと仕事の事は今日一日忘れてのんびりしろよな。最近夜も眠れてないだろ?」

「そうよ、はやてちゃん。今日はヴィヴィオちゃんとゆっくりしてください」

「たまにはヴィヴィオと昼寝などしながら仕事を忘れて休んでください」

「……」

守護騎士のみんなにも言われてしまうともう逆らうことは出来ないだろう。

そっか。最近寝ていないこともバレていたのか。

「ん。心配かけてごめんな?ほな、のんびりさせて貰うな」

部屋に戻ってからは全力でオフを楽しむことにする。

もともとリインが手を回していて仕事の連絡も来ないので本当にすることが無い。

ヴィヴィオとお絵かきをしたりとゆったりとした時間を過ごす。

そろそろお昼寝の時間なのかヴィヴィオの瞼が上と下とで仲良く手を繋ごうとしていた。

「ヴィヴィオ眠いんか?」

「ん、だいじょーぶ」

「んーでも、アイナさんに聞いたけど、そろそろお昼寝の時間やで?」

アイナさんはお昼に他の仕事をすると言って部屋を出て行っている。

いつもはザフィーラを枕に眠ってしまったヴィヴィオをベッドに寝かしつけてかららしいが、今日は私が居るからだろう。

「んー、ほな、一緒にお昼寝しよか」

「はやてちゃんもいっしょ?」

「うん、一緒や。お昼寝しよか」

そういって抱き上げると随分と体があったかくなっていた。

子供は眠くなると体温が上がるらしいのでこの位なら熱があるというわけではないだろう。

そっとベッドに降ろし、一緒に布団に入る。

普段はなのはちゃんとフェイトちゃん、そしてヴィヴィオで寝ているだろうベッドはヴィヴィオと二人だとかなり広かった。

うっかり落ちてしまわない様にとヴィヴィオを抱き寄せる。

「こうしてくっ付いてたら安心やろ?」

「ん。はやてちゃん、おやすみなさい」

ゆっくりと閉じられていくのを確認してそっと背中を叩いてやる。

ぎゅっと胸元を握りしめてきたと思えばゆっくりと力が抜けて。

静かな寝息が聞こえてくる。

規則正しい寝息を聞きながら、温かい体温を感じていると、久しぶりに自分にも心地の良い睡魔が襲ってくる。

ここ数日、騎士たちに指摘されたようにあまり寝れていなかった。

たぶん、心のどこかでずっと緊張していたのかもしれない。

部隊長としてずっと気を張り詰めていた。

部隊長としての責任、上層部との連日の会議。何処に行ってもささやかれる陰口。

自分が背負うべき罪と責任。そんな物はあの時とっくに覚悟を決めていた。

護るべきものが出来た。

今は、自分が出来る事を、確実に。

そんな想いが眠れない原因なのだろう。

その所為か、眠っても嫌な夢ばかりを見て眠れないのだ。

前からたまに眠れないことはあった。

でも、今日はどうしてだろう。

穏やかに眠れそうな気がする。



ふっと眼を覚ますと、小さな手が撫でていてくれた。

「あ、はやてちゃんおはよう」

「ヴィヴィオ?」

「はやてちゃん、たのしいゆめみれた?あのね、こうやってなのはママとフェイトママがしてくれるとね、たのしいゆめみれるの。だから、はやてちゃんもみれた?」

あぁ、そうか。なのはちゃん達にも見透かされて居たのか。

なんや、恥ずかしいな。

「ん。おかげで、良い夢見れたで。ありがとうな」

夢の中で穏やかに笑って居た銀の髪の赤い瞳をしたあの子がこれからもあんな風に笑えるように。

無理はせず、出来る事を頑張ろう。

「ヴィヴィオのおかげやね」
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