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2014-04-26 09:08 | カテゴリ:夢小説の捧げモノ
今日はリクエスト的な鈴熊です。

艦これ作品になりますよ。

艦これは現在春イベント真っ最中です!今日で四日目ですね。

私は春イベントの一般海域はクリアしました(ドヤァ!)

資源三万五千飛んだ(白目)

後は自由参加の海域二つ。

残りは一週間と少しあるから、資源回復させて様子見て挑もうかなって思います。

今回はそのイベントをクリアしたら書くとか書かないとかをフォロワーさんといろいろ言ってて。よく解らんけど書くって事になりました。


重巡の最上型の姉妹のお話しです。

最上×熊野っぽい鈴谷×熊野です


でわ、見たい人だけどうぞ。


いつもは騒がしくて、少しは静かにして欲しいと思うのに。

どうして今日はこんなにも声が聞きたいと思ってしまうのでしょうか……。

「大丈夫かい?」

「えっ?あ、大丈夫ですわ。最上姉さんこそ、買い物に付き合ってくださって良かったんですの?」

隣を歩いていた最上姉さんがいつの間にか前に回り込んで顔を覗きこんできた。

今日は私達、最上型はお休みの日で、街での買い物に最上姉さんに付き合ってもらうことにした。

「うん。大丈夫だよ。熊野と二人で出かけるなんて事はあまりなかったしね。誘ってくれて嬉しいくらいだよ」

にぱっと笑った姉さんは本当に可愛らしい。

せっかくこんな風に可愛いのに、どうしてそのような少年のような恰好ばかりされるのでしょう……いえ、とても似合っているのですけど。

また隣を歩きだした最上姉さんの方をちらっと見ると、また嬉しそうに笑った。

こんな風に隣で顔を見るのはいつぶりだったかしら?

いつも私の隣には鈴谷が。

最上姉さんの隣には三隈お姉ちゃんが。

でも、今日は私が起きた頃には鈴谷も三隈お姉ちゃんも居なくて。

最上姉さんに聞いたら、

「僕もさっき起きたんだけど、もう居なかったんだ。青葉が言うには、早い時間に二人して出掛けたらしいよ」

あの二人が何も告げずに出掛けるのは本当に珍しい事で。

鈴谷に至っては携帯を忘れて行っている。

三隈お姉ちゃんは携帯が苦手で持っていない。

連絡を取りたくても取れない状態だった。

まぁ、緊急の出撃は無いでしょうし、大丈夫なのでしょうけど。

「熊野は今日、何を買うの?」

「春物の小物を見たくて。服はまだ着られるものが多いので、今年は小物でいろいろアレンジしようかと」

「へぇ?やっぱり熊野はお洒落さんだよね。僕は着られるんならそのままでいいかなって思っちゃうよ」

ほっぺたを掻きながら笑う姉さんを見てほんのちょっとだけ好奇心を覚えた。

「それでしたら、今日は最上姉さんもいろいろ買われてはどうでしょう?おしゃれな可愛らしい小物だけでなく、姉さんに似合いそうなスタイリッシュなアレンジも出来るような物が沢山ありますわ」

「す、すたいりっしゅ?」

「えっと、とりあえず姉さんの好みでもいろいろアレンジできるという事ですわ」

難しそうに小首を傾げてしまった姉さんにも分りやすく説明しようとして、良い言葉が見つからずに簡単な説明になってしまった。

それでも伝わったようで

「そっか。僕はあんまり三隈みたいにフリフリした可愛らしい服や、熊野達みたいなおしゃれな格好は苦手だからね。でも、それなら買ってみようかな」

姉さんも乗り気になってくれたのでそのまま二人で服屋を数件回った。

中には鈴谷や三隈お姉ちゃんにも似合いそうなものもあってつい買ってしまう。

二人は喜んでくれるだろうか?なんて最上姉さんといろいろ悩んでしまった。

気が付けばお昼までもう少しという時間。

「ご飯どうする?鎮守府のお昼ご飯は確か熊野の好きな炒飯だったよ」

「もちろん帰ってから済ませますわ。海鮮炒飯は月に一度の私の楽しみなんですから」

そう、今日のお昼ご飯は海鮮炒飯。エビやカニが沢山入ったものだ。

今日を逃せばまたひと月食べられなくなる。先月は遠征で食べれなかったので、今月は絶対食べたい。

「ん。それなら、少し休憩してから帰ろうか。荷物も多くなっちゃったしね」

両手には沢山の紙袋が。といっても、ほとんど姉さんがもってくださっているのだけど。

「あ、ならば何か飲み物を買ってきますわ。待っていてください」

せめてそのくらいは私が買わないと申し訳ないですわ。

「うん、なら僕はここで待ってるね」

「えぇ、直ぐ戻りますわ」

近くの自動販売機まで向かえば、人ごみに紛れてしまい最上姉さんの姿は辛うじて見える程度。

このくらいの距離ならさすがの私でも迷子にはなることは無いはず。

そう思って自販機でコーヒーと紅茶を一つ買った。

振り返ると最上姉さんの姿は何処にも見えなくなっていた。

「お、おかしいですわね……。いま確かにあそこの木の下に居たはずなのに……。とりあえず行ってみましょう」

ゆっくりとさっき居たはずの木の下に向かって歩いてみても最上姉さんの姿は見つからない。

最上姉さんに限って私を置いてどこかに行くなんてことはないはず。

でも、確かにさっき居たのはこの木の下だったような……。

周りを確かめても分からなくて、本当に自分のこの方向音痴には困ってしまう。

歩いて一分の距離で迷子になってしまうなんて……。

「何してるの?困ってんの?」

最上姉さんを探して木の周りをグルグル回っていたらちょっと変わった格好の男の人に声をかけられた。

なぜか鼻と唇に金属の丸いものを付けている。ピアスに似てはいるがそんな所に付ける物じゃなかったはずだ。

「えっと、人を探していて」

「ふーん?探すの手伝ってあげよっか?その後俺と遊んでよ。暇なんでしょ?」

「結構ですわ。一人で大丈夫ですから」

少し怪しい光を両目に湛えた男を無視してそのままその場を離れることにした。

この男とは関わらない方がいい。

自分の中で艦娘としての本能なのか分からないけれど、危ないと警鐘が聞こえた。

艤装を付けていない今の自分では普段海の上で出せる力は出ない。

勿論一般市民への危害を加えることは許されないが、何かあった時に抵抗できない。

このままではよくないことが起こってしまうかもしれない。

そう思って歩きだせば、しつこく男は後をついてくる。

「人探してるんじゃなかったの?ねぇ、どこ行く?俺さ、面白いところ知ってるんだ」

「ほっといて下さい」

「良いじゃん、ねぇ?」

気が付けば前に回り込まれてしまう。

「退いていただけません?」

「お嬢様見たいな喋り方するんだね?どっか良いとこのおじょうさんとか?かわいいーねー」

にやにやと嫌な笑みを浮かべてこちらに手を伸ばしてくる。

なんですの?気持ち悪い……怖い。

鈴谷!

「僕の連れに何か用?悪いけど、急ぐから失礼させて貰うよ」

「あっ。最上ね」

「ごめんね、行こうか」

いつの間にか後ろに最上姉さんがいて、手を引いてくれた。

「ちっ、男連れかよ」

少し離れた場所からさっきの男の声が聞こえたけれど、直ぐに雑踏に紛れてしまう。

「失礼な方ですわ。最上姉さんは男性ではないのに」

「んー。怒るところはそこじゃない気がするんだけどなぁ」

可笑しそうに笑う姉さんにも少し腹が立ってしまう。

「最上姉さんは気にしないんですの?」

「まぁ、僕はこんな格好だしね。それに熊野が無事なら何でもいいよ」

「良くありませんわ」

「まぁ、良いじゃん。それより、熊野は本当に迷子になりやすいよね。さっき居た場所は僕と別れた所と反対方向だよ?」

手を引かれながら進めば、確かに先ほど荷物を置いたベンチのある木の下に着いた。

「うっ、ちょっと間違えただけですわ」

「まぁ、よかったよ。近くに居てくれたから僕でも見つけれたけど、そうじゃなかったら鈴谷じゃないと無理だしね」

そう、私がどこに居ても当たり前の顔で迎えに来るのはいつも鈴谷で。

さっきみたいに変な人に絡まれている時もいつも鈴谷が助けに来てくれる。

それなのに

「朝から私の傍に居ない鈴谷が悪いんですわ」

「あはは、それは仕方ないんじゃないかなぁ」

「そんな事ありませんわ」

そう、全部鈴谷が悪いんですわ。

「えぇー?鈴谷悪くないよ?今日は熊野に食べさせてあげたいなぁって三隈姉とケーキ買に言って来ただけだよ」

「え?鈴谷!?」

いきなり声が聞こえたかと思えば、当り前のように私の隣に並んできた。

「モガミンは熊野とお買い物?」

「あ、三隈。うん。それにしてもよく僕達がわかったね?さっきよりこの辺人が増えてきたのに」

「もちろん。熊野探知機と一緒ならどこに居ても分かります」

「それって鈴谷の事?まぁ、いいけどさ。それより早く帰ろうよ。ご飯の後は皆でケーキ食べよー」

左手にケーキの箱を掲げてのんきに笑う鈴谷はそのまま私の左手を右手で握って来る。

「そうだね。じゃぁ、帰ろうか」

最上姉さんが私の右手を離してそのまま荷物を持ったので私も開いた右手で紙袋を持とうとしたのだけれど。

鈴谷の左手にあった筈のケーキの箱を持たされてしまう。

「熊野はこっちね。鈴谷が持つよ。沢山買ったねー?何買ったの?」

「春用の小物などですわ」

「ふーん」

当たり前のように私の隣に鈴谷が。

前を歩く最上姉さんの隣には三隈お姉ちゃん。

うん。やっぱり最上姉さんは隣で顔を見るのもいいけれど、この角度で見るのが良いですわ。

隣は……やっぱり五月蠅いくらいが丁度いいですわね。
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