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2014-07-12 18:35 | カテゴリ:妄想の小部屋
あつい

暑いですね。お久しぶりです。

台風はなんの影響もなく過ぎて行きました。

おのれ台風8号め←


あ、近況報告としましては、長らくパートだった私もやっと正社員でお仕事することになりました。

転職成功!やったね。

後は、だらだらしてますね。


さて、今日はオリジナルを書いてみました。

確かに恋だった(お題bot)@utislove さんがツイッターで流していた

彼女が俺を残して、卒業する日

このお題で書きました。

なんとなく見た瞬間思いついたので即興です。

15分ほどで書いた短いものですが、よろしければどうぞ。

今日は卒業式と呼んでもいいかもしれない。

空はどこまでも青く、そして高い。

突き抜けるような青空が広がっている。

とても優しく笑う彼女が俺を残して先日卒業した。



「暑い日が続いていますね」

「そうだな。麦茶がうまいな」

「ふふっ、そうですね」

可笑しそうに笑う彼女を俺は少し拗ねたように見つめてしまった。

それが伝わったのか更に可笑しそうに肩を震わせてまた笑った。

「むっ、なにがそんなに可笑しいんだよ」

「いえ。だって麦茶が美味しいなんて言うから」

まだ笑いが収まらないようで必死に笑いをこらえる彼女はどこか幼く見えた。

俺もそこまでムキになって言いかえすのもなんだかおかしくなって笑ってしまった。

「ふんっ。暑い夏は君が淹れてくれた麦茶が一番美味く感じられるんだよ」

「あらあら。ありがとうございます」

皺だらけの眼尻に更に深い皺を刻んで笑った彼女を見つめながら、いっしょにセミの声に耳を傾けたのは先週の事だった。

心臓が弱くなった彼女が久しぶりに家に戻ることを許された日の昼時の事だった。

二人でのんびりと縁側に座って過ごしたのはこの日が最後だった。

翌日は病院へ戻り、いつものように二人で白い壁に囲まれて、小さな窓に切り取られた外の景色を見て過ごした。

彼女の心臓はゆっくりと苦しみを与える事無く早朝に止まった。



旅立ちの日は卒業式だと何故か俺の中にはそんなイメージが当たり前のようにあった。

だから、今日は彼女の卒業式だ。

学校を旅立つのではなく、この世を旅立つ。

天へと羽ばたいたのだ。

先に卒業されてしまったから、俺は留年だな。

そんな言葉を静かに眠る彼女に送ってお別れを済ませた。

もう少し俺は留年を繰り返すかもしれないが、待っててくれよ。

そんなに留年も出来ないだろうけどな。

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