-------- --:-- | カテゴリ:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2015-03-28 00:00 | カテゴリ:毎土このせつ企画
毎土このせつはどうも

はぁ、一週間が早い。

先週から何もかけてないよ!!!

でも、このせつは書きました!!!

うぉぉぉ!

では、今日のお題「桜 演劇 地獄絵図」です!


演劇部の春の講演会も終わり、今日は中等部の3-Aメンバーでお花見。

といっても、満開まではまだ遠く。

桜は五分咲き程度と少し寂しい感じだ。

それでも花より団子で十分に盛り上がれるのかもうすでにお祭り騒ぎだった。

「あぁ!それ私が食べようとしてたやつ!」

「残念でしたー!」

「そうはさせないよ?えいっ」

「ぎゃーっ!私の肉まんがぁ!」

向こうでは超包子の新作肉まんの取り合いが行われている。

そんな中私は一人離れた桜の木の上にいた。

まだ五分咲きなので桜の花に隠れることもなく麻帆良の街並みを眼前に見渡すことができる。

少し離れたところに大きくまっすぐに天へと延びる世界樹が見えた。

「せっちゃん?」

木の下で見上げる様にしているのはお嬢様だった。

「お嬢様」

「そっち、行ってもええ?」

応えるより先に登ってこようとするお嬢様に手を差し伸べる。

「ありがとな」



身体の位置を枝の端の方に寄せれば、幹にしっかりと捕まったお嬢様が腰を下ろす。

太い幹なので折れることはないだろう。

「こないなところでぼんやりして何かあった?」

「いえ……ただ、こうして過ごすのももう今年が最後になるんだなって」

私たちは今年で高校三年生だ。

卒業すればクラスメイトのうち何人かは魔法世界へと拠点を移すだろう。

私たちもその予定だ。

「いつでも帰ってくればええって父様もおじいちゃんもいうてたやん。麻帆良を卒業しても、関係ないって」

確かにそういってもらえた。

教徒にはお師匠様たちもいる。

けれど……

「もう、来年はここでクラスの皆さんとお花見ができないんだなと……」

高等部に上がってからもクラスが離れてしまっても。

こうしてみんなで集まっていた。

エヴァンジェリンさんも文句を言いながらも参加している。

だけど、さすがに来年からはこんな風に集まれないだろう。

それが少し寂しく感じてしまう。

「……せやね」

なんとなく視線を隣に移すと、お嬢様は微笑まれていた。

「え?」

「ふふっ、中学の時なら絶対そんなこと思わんかったやろ?」

「……そうかもしれません」

「楽しかったな。六年間」

「はい」

そっと伸ばした手にぬくもりを感じた。

『…………』

ゆっくりとした時間が流れている錯覚に陥る。

ずっと、ずっとこのままで……。



「ちょっと!?誰よお酒なんか持ち込んだのは!」

現実に引き戻したのは魔法世界から遅れてやってきた親友の声。

「み、みなさんまだ未成年ですよね?あわわ、だ、ダメですよー!」

恩師の声も聞こえる。

お嬢様とともにそっと視線を落とせば……先ほどから聞こえていた声からも察することはできていたが……地獄絵図が広がっていた。

「……ここは見つかって絡まれる前に逃げへん?」

「そうですね」

そっと二人で顔を見合わせ笑った。

「あぁ!木乃香!刹那さん!!ちょっと助けなさいよ」

酔っぱらったクラスメイトの皆さんに捕まった明日菜さんの悲鳴を背に、久しぶりにお嬢様を腕に抱いて麻帆良の空へと飛び立った。

もう少し、二人で





次回のお題

4/4 「入学式 あんぱん 押入れ」

4/11 「たんこぶ ガッツポーズ パンダ」

です。 

BOTでお知らせできてなくてすみません
スポンサーサイト
秘密

トラックバックURL
→http://81315.blog112.fc2.com/tb.php/424-76fd351b
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。