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2010-05-19 16:31 | カテゴリ:このせつSS
いよいよ5になってしまいました(笑)
こんなに続く予定じゃなかったのに(;^_^A

いつ終わるんだよとか自分に突っ込みつつ楽しく書いてました(≧▼≦)

コメディですか?とか隊長のキャラが!?とかコメントを頂いていましたが(笑)そんなつもりは一切なかったんですよ?
龍宮と刹那って二年間同じ部屋で生活してたんだし、武道四天王だしでやっぱり仲良し^ー^)人(^ー^だと思うんですよ(*^□^*)
まぁ、べったべたに仲良しってのは性格的に無いだろうけど(笑)気心知れた仲って感じを出したかったんです(=^▽^=)

それがあんな夫婦漫才に←何故(?_?)


とりあえず今回で最終回です(^皿^)
まずは最終回をお楽しみ下さい

でわ、このせつWORLDへGO!





親子と別れた後私はお嬢様と世界樹の下に来ていた


先ほどの男の子が「せっちゃん」と言って笑った時に思い出した
初めてお嬢様が私を“せっちゃん”と呼んだ時のことを

あの日、あの瞬間から私は呪ーまじないーを掛けられた
優しく私を縛る呪縛

私にとって特別な呼称。それが“せっちゃん”

お嬢様はいつも私を“せっちゃん”と呼んで下さる

幼い頃も、入学して距離を取っていた時も、そして和解した今も変わることなく私を“せっちゃん”と呼んでくれる

でも・・・この数日、私ではなく‘セツ’とゆう犬を“せっちゃん”と呼ぶ


「せっちゃん?」
ほら・・・今もまた私を“せっちゃん”と呼んだ
「どないしたん?なんや元気ないなぁ?」
「きゅーん」
お嬢様・・・お嬢様にとって私はなんなのでしょうか

私はお嬢様を“お嬢様”と呼ぶのは貴女を大切に想っているからです

“近衛家のお嬢様”としてではなく、“私自身が守るお方”だと誓った方だから“お嬢様”とお呼びするのです

そして“このちゃん”

愛しい人

私は貴女を呼ぶ時はいつも特別な想いを込めてお呼びしています

貴女はもしかしたら違うのかもしれない

私以外を・・・犬を“せっちゃん”と呼ぶのは気まぐれなのかもしれない

だけど・・・わがままかもしれませんが
私だけを“せっちゃん”と呼んでください

“貴女だけのせっちゃん”で居たいんです

お嬢様が私だけに“このちゃん”と呼ぶ事を許してくれたように

私も貴女だけに“せっちゃん”と呼ばれたい


「せっちゃん眠いん?えぇよ?ゆっくり休んで、早よウチと遊んでな?」
ゆっくりとお嬢様が私の背中を撫でる
気持ちいい
ゆっくりと意識が薄れていくなか微かに聞こえた

「ウチだけのせっちゃんに早よ戻ってな」



目が覚めた時には既に夕陽が西に傾いていた
世界樹の根元
どうやらあのまま寝てしまったらしい
横からは規則正しい寝息が聞こえた
見るとお嬢様も横になっていた
このままでは風邪を引いてしまう
「お嬢様?起きてください。お嬢様」
そっと呼び掛けると薄く開かれる瞳
「せっちゃん?」
焦点の合わない瞳でじっと見つめてくる
「おはようございます。風邪をひかれますよ?」
眠い目を擦りながら身体お起こしたお嬢様は不意に笑い出した
「どうされたのですか?何か変ですか?」
「くくっ、せっちゃん自分の格好見てみ?」
「え?」
言われてから自分の格好を見てみた
そういえば人間の姿に戻れている、寝ている間に薬の効果が現れたのだろう・・・いや、問題はそこじゃない

「な"っ!」
「なんでせっちゃんパジャマでこないな所におるん?」
「いえ!あの、それは」
「起きたのか」
上から不意に聞こえた声はどこか愉しそうな響きが含まれていた
「龍宮!!」
「やぁ。近衛、セツが世話になったな」
「えぇよ。セツちゃんはどこ行ってもうたん?」
龍宮とお嬢様は私を無視してセツについて話していた

どうやら寝ている間にセツは飼い主に返したということにしたらしい・・・いつからそこに居たんだ!?
起こしてくれれば良かっただろうに
「邪魔しちゃ悪いと思ってな」
そういって龍宮は私に上着を投げて寄越すとどこかへ行ってしまった

「せっちゃん」
呼ばれて振り替えれば満面の笑みのお嬢様
「先ずは、おはようやな」
「え?」
「ほんで、お帰りなさい」
・・・そうか、私は仕事に行っていた事になっていたんだっけ
でも、それだけじゃないような気がした
「ただいま戻りました」

うっすら桃色に染まったお嬢様の頬は気のせいではないだろう

だって私の頬も染まっているはずだから








あとがき

やっと終わりました!
ちゃんと服着て戻りましたよ(^^)
青藍様、私は人の期待を裏切るのは大好きなのですよ♪


さて、このちゃんですが・・・せっちゃんの正体は完璧に気付いてましたね(笑)
それはなぜか!?
答えはこちら↓↓↓↓

お・ま・け♪

「もしもし、おじいちゃん?」
『おぉ、木乃香か』
「せっちゃんがなして犬になっとったか知っとるやろ?」
『ふむ、なんのことかのぉ?ふぉっふぉっふぉ』
「誤魔化してもあかんえ。あのダックスの眼はせっちゃんと同じ紅色やし、何よりウチがせっちゃんを解らん分けないやろ?」
『うーむ・・・流石じゃな。確かに刹那ちゃんは犬になっとったが・・・そろそろ戻れたはずじゃが?』
「ちゃんと戻れたえ。でも、仕事はこの連休中はお休みにしたってな」
『木乃香の頼みなら聞くしかないのぉ』
「ありがとうな、おじいちゃん」






あとがき
ってことで(≧▼≦)
このちゃんは愛の力で見抜いたのです!!←
本当はネギと同じで魔力の力を無意識に感じ取ったからとかなんだろうけど(笑)でも、愛の力であって欲しいヾ(=^▽^=)ノ









おまけのおまけ



『せっちゃん』
『なんですか?』
『ウチにとっての“せっちゃん”はせっちゃんだけや』
『・・・お嬢様』
『せっちゃんにとってのウチはやっぱり“お嬢様”なん』
『いえ・・・私にとっても“このちゃん”は“このちゃんだけですよ”』
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秘密

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